「下手なものは作れない、というプレッシャーはありますよね。コトPOPも、サンプルも。 全店の水産チーフが見ているわけですから。」
水産部の「見本売場」の配信が、全店の水産チーフ向けに始まって約2年。
そのほとんどを、バイヤーの椛沢と水産チーフの高畑のコンビで担ってきた。
この企画は、全店の水産部が必ず売り場の最も目立つ場所で展開し、商品の構成やトレーまで同一で実施するのが決まりだ。
その企画内容を椛沢が決定し、高畑が売り場の作成や掲示板での配信を行う。
椛沢:売り場の評価の基準、ものさしにもなる重要な企画です。この売り場を掲示板で見てもらって、全店の週末の売り場展開につなげたいと思っています。
2人の出会いは、高畑が2年目で異動の時、その店舗の水産チーフが椛沢だった。
高畑:当時はとにかく忙しくて、一つの作業が終わってホッとしたら、同じ量の鮮魚がまた来るって感じでしたね。
椛沢:今のチーフの仕事ぶりを見ていると、当時の自分のやり方をうまく引き継いでくれていると感じます。
忙しくなってもピリピリなムードを作るんじゃなくてですね。パートさんとの世間話や、仕事の指示の仕方も自分と似てるなと思いますね。
高畑:お世辞じゃなく、一緒に仕事をして楽しかったですね。会社に入って初めてこういう人を目指したい、今でも目標のような人ですね。
2人の出会いは、高畑が2年目で異動の時、その店舗の水産チーフが椛沢だった。
高畑:当時はとにかく忙しくて、一つの作業が終わってホッとしたら、同じ量の鮮魚がまた来るって感じでしたね。
椛沢:今のチーフの仕事ぶりを見ていると、当時の自分のやり方をうまく引き継いでくれていると感じます。
忙しくなってもピリピリなムードを作るんじゃなくてですね。パートさんとの世間話や、仕事の指示の仕方も自分と似てるなと思いますね。
高畑:お世辞じゃなく、一緒に仕事をして楽しかったですね。会社に入って初めてこういう人を目指したい、今でも目標のような人ですね。
「見本売り場」作成でも続く信頼関係
そんな信頼関係は、現在の「見本売場」の作成でも続いている。
例えばハロウィンの週の展開では、椛沢は「サーモン」を選定し、手巻き寿司セットでの売込みを高畑に指示した。指示では、商品を使って実際どのくらいの量のお寿司ができるかサンプルを作り、お客様に提案するというものだったが、高畑はさらにお刺身を使った”ケーキ寿司”を作り、カボチャの小さなカゴを乗せたサンプルも売場に陳列した。
高畑:バイヤーだからこそできることでもあるんです。指示からちょっとそれて、”余計なことを”なんですが、バイヤーも見本売場の指示を、A4用紙1枚に簡潔にまとめて指示する分、制約もあるんだろうと思います。その中で、現場でお客様へ提案する行動を認めてくれるバイヤーには、感謝です。
高畑:この見本売場を作る翌日には来週の発注をしなくてはいけないので、頭の中では次の展開のことを考えていたり。だから段取りが良くないと大変なんです。でも、レイアウトをきちんと書いて、作業も無駄を省く中で、 お客様に喜ばれる提案をしていきたいですね。
どんなに鮮度の良い、お買い得な商品があっても、お客様への“提案力”で結果は大きく違う。
「仕入れ」担当のバイヤーと、「販売」担当の店舗がお互いに協力し合い、最高の“プレゼン”を目指す。「チームで働く」マルイの強みが、ここにある。
椛沢:この企画も、チラシと連動した“流れ”みたいなものはできてきたかと思います。でも、初の試みも今でもあって、やはり緊張感はあります。生魚相手で、(環境の変化など)ここ最近の状況は厳しいですが、売り場作りや商品づくりが楽しいと思える“魚屋”にしていきたいですね。
高畑:この見本売場を作る翌日には来週の発注をしなくてはいけないので、頭の中では次の展開のことを考えていたり。だから段取りが良くないと大変なんです。でも、レイアウトをきちんと書いて、作業も無駄を省く中で、お客様に喜ばれる提案をしていきたいですね。
どんなに鮮度の良い、お買い得な商品があっても、お客様への“提案力”で結果は大きく違う。
「仕入れ」担当のバイヤーと、「販売」担当の店舗がお互いに協力し合い、最高の“プレゼン”を目指す。「チームで働く」マルイの強みが、ここにある。